名古屋場所の「御免祝い」…開催可否は7月4日決定

[ 2010年6月23日 19:41 ]

 賭博問題で揺れる日本相撲協会は23日、名古屋場所(7月11日初日・愛知県体育館)の御免祝いを名古屋市内のホテルで開いた。御免祝いは関係者を集め、場所開催の告知と大入りを祈願する懇親会で、約90人が集まった。

 名古屋場所の開催の可否は、賭博に関与した力士らの調査を経て、7月4日の臨時理事会で決まる。名古屋場所の担当部長を務める理事の二所ノ関親方(元関脇金剛)は「不祥事で、ご迷惑、ご心配をおかけして深くおわびします。場所の中止の決定は出ていないので、お客さまが安心して観戦できるよう、粛々と準備しています」とあいさつした。
 名古屋場所は、過去に暴力団関係者が使用した土俵付近の特別席の入場券を手配した木瀬親方(元幕内肥後ノ海)が部屋閉鎖の厳罰を受けるなど、暴力団関係者の観戦が問題になった。

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2010年6月23日のニュース