稽古の声もなく…静まり返る佐渡ケ嶽部屋

[ 2010年6月23日 12:13 ]

 大相撲の野球賭博問題で、警視庁が大関琴光喜への恐喝容疑で元力士の男(38)の逮捕状を取ったことが明らかになり、琴光喜の所属する佐渡ケ嶽部屋(千葉県松戸市)や琴光喜の自宅、元力士の男が所属していた阿武松部屋(同県習志野市)には23日早朝から報道陣が詰め掛けた。

 いつもなら威勢のいいけいこの音が聞こえる佐渡ケ嶽部屋は静まり返ったまま。表には声は響かず、ひっそりとしていた。裏口から出入りする力士も数えるほどだった。

 部屋から近い琴光喜の自宅アパートは、窓が閉まりカーテンが引かれ人けがなかった。近所の男性(45)は「以前はカーテンが開けられ子どもの声も聞こえたが、ここ4~5日ほど姿を見ていない」と話した。

 阿武松部屋も、小雨が降る中、出入りする力士の姿はまばら。窓は閉め切られ、中からは料理をする音だけが聞こえていた。

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2010年6月23日のニュース