真央、演技点アップへ新体操にチャレンジ!?

[ 2010年3月4日 06:00 ]

中京大での五輪報告会で、多くの学生の拍手を受けながら壇上へ向かう浅田(中)

 バンクーバー五輪フィギュアスケート女子銀メダリストの浅田真央(19)が3日、在学する中京大豊田キャンパスで開かれた五輪報告会に出席した。学生ら約800人から祝福された浅田は「(14年)ソチ五輪まで、この中京大で頑張りたいと思います」などとあいさつした。

 学生から「スケート以外にやってみたいスポーツは?」と質問されると、「どんなトレーニングをしているのか一度、新体操を見てみたい。フィギュアと似ていて凄く柔軟性が大事なスポーツなので」と答えた。新体操にチャレンジして体の柔軟性をさらに高めれば、金メダルのキム・ヨナ(韓国)に差をつけられた演技点のアップにもつながる。同大の新体操部はいつでも見学可能とあって、湯浅景元・体育学部教授も「フリーの演技で浅田選手はキム・ヨナ選手の1・5倍の運動量をこなしていた。アスリートとしては一番ですから、あとは演技力」と“後押し”した。
 「4年は長いようで、あっという間。(22日開幕の)世界選手権が終わったら次への準備をしたいです」。久しぶりに自宅に戻り、家族や愛犬・エアロとの時間を楽しんだ浅田だが、異種目挑戦も見据えてすぐに再スタートを切る。

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2010年3月4日のニュース