小平の銀は夫を亡くした女性の心をも励ました!

[ 2010年3月4日 16:25 ]

所属する相沢病院の職員から祝福される小平奈緒

 バンクーバー五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した小平奈緒選手(23)が4日、所属する長野県松本市の相沢病院を訪れ、メダル獲得を報告した。

 病院に隣接するホールで開かれた報告会に、銀メダルを首から掛けた小平選手が現れると、病院関係者と患者約250人が快挙を称える歌を歌いながら迎えた。小平選手は「銀メダルはうれしいけど、少し悔しさも残っている。4年後に向けて努力を重ねていくので、応援よろしくお願いします」とあいさつした。
 女子団体追い抜きを午前5時から自宅のテレビで観戦した患者の滝沢偕子さん(80)は「昨年、夫を亡くしてから気落ちしていたが、小平選手の活躍に生きる張り合いをもらった」と笑顔で話した。

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2010年3月4日のニュース