清水ツインズの対決に注目！びわ湖毎日

清水将也、清水智也

　第６５回びわ湖毎日マラソンは７日、アジア大会（１１月・中国＝広州）代表の最終選考と日本選手権を兼ねて大津市皇子山陸上競技場を発着点に行われる。日本勢は実力が拮抗しており、中でも前回に日本選手トップの４位となった清水将也（旭化成）と双子の弟、智也（佐川急便）の対決に注目が集まる。

　前回６位の智也の自己ベストは２時間９分２３秒で昨夏の世界選手権代表の兄が持つ２時間１０分５０秒を上回る。競い合っての好記録に期待したい。
　２００７年世界選手権代表の佐藤智之（旭化成）は、昨年１２月の福岡国際で３１位に沈むなど低迷気味。０８年に２時間９分５９秒で７位に入ったこの大会で復調のきっかけをつかめるか。昨秋の世界ハーフマラソン選手権に出場した北岡幸浩（ＮＴＮ）は初マラソン。
　外国勢は実力者がそろった。昨年の世界選手権４位で自己ベスト２時間６分３０秒のイエマネ・ツェガエ（エチオピア）が優勝候補の筆頭。０８年北京まで３大会連続で五輪を経験している３８歳のベテラン、ヘンドリク・ラマーラ（南アフリカ）も力がある。
　今年からコーナーが減るなどコースが一部変更となり、記録の向上も期待される。