「秋田でスキー国体」 体協の要請に知事は前向き

[ 2010年3月4日 12:04 ]

 来年の国体冬季大会のスキー競技会開催地選びが難航してきた問題で、日本体協の岡崎助一専務理事が4日、秋田県の佐竹敬久知事を訪問し、同県での開催を正式に要請した。会談後、佐竹知事は「バンクーバー五輪でも秋田県出身選手が活躍した。課題はあるけれど、わたしとしてはお引き受けできればなと」と前向きな姿勢を示した。

 開催まで1年を切った緊急事態で、岡崎専務理事は文部科学省の担当者らとともに「冬季国体の灯を消さないように」と開催要請書を提出した。
 有力な候補地には同県鹿角市が挙がっている。同市では2007年にもスキー国体を実施した。佐竹知事は「負担もあるが、難しくなくやれるのではないか。議会とも相談しながら、できるだけ早く決定したい」と述べた。
 来年のスケート、アイスホッケー競技会は青森県で開催される。

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2010年3月4日のニュース