遼、マスターズへ飛距離アップ目標!集中トレ宣言

[ 2010年2月23日 06:00 ]

帰国した石川は宮里の優勝を喜ぶと同時に刺激を受けた様子

 男子ゴルフの石川遼(18=パナソニック)が4月のマスターズへ向け、飛距離アップを目標に掲げた。

 22日に米国から帰国。アクセンチュア・マッチプレーでベスト16入りするなど「凄く充実していた」と3週間の遠征を振り返ったが、一方で「ドライバーの飛距離が足りない。思い入れが強いクラブだからこそ、もう一度、集中して練習したい」と話した。
 印象に残っているのは、32位に終わったノーザントラスト・オープン最終日。同組だったエルスに終盤30ヤードも置いて行かれる場面があった。「30ヤード違えば番手も変わるし(第2打を)高く上げてボールも止めやすい。1ヤードずつコツコツと…になるけど、将来的にはあと30ヤードは飛ばせるようになりたい」と話した。肩の可動域を広げ、スイングスピードも出るよう今後はトレーニングも行う考えだ。
 宮里藍の米女子ツアー優勝は米国出発前に携帯電話のニュースを見て知った。「びっくりした。初戦からあれだけ高いモチベーションで、良い状態に持ってくるのは凄い。1人のゴルファーとしてうれしい」と刺激を受けた。石川は来月に再渡米し、米ツアー2試合を経てマスターズに出場する。「良い準備をしたい」と活躍を誓った。

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2010年2月23日のニュース