「自己採点は75点」も愛子 高得点でV!

[ 2009年8月23日 06:00 ]

コンチネンタルカップの女子モーグルで優勝し、笑顔を見せる上村愛子

 フリースタイルスキーのオーストラリア選手権兼コンチネンタル杯は22日、オーストラリア・ペリシャーブルーでモーグルを行い、女子は上村愛子(北野建設)が25・45点の高得点をマークして優勝した。里谷多英(フジテレビ)が23・04点の2位、村田愛里咲(北翔大)は9位だった。男子は2レースを行い、第1レースは西伸幸(白馬ク)が優勝し、上野修(リステル)が2位。第2レースは上野が優勝し、西が2位となった。附田雄剛(リステル)が両レースとも3位で、日本勢が表彰台を独占した。

 ターン、スピード、エア。上村はモーグルの3要素すべてで断トツの得点をマークして快勝した。「自己採点は75点」と気を引き締めつつ、「ちゃんと土台がつくられてきているという感覚はある」。南半球の実戦で練習の成果に手応えを口にした。前日の悪天候で濡れたブーツが乾かず、試合前の練習に影響したという。「凄く小心者。準備ができていれば怖くないが、少しでも(心に)穴があいていると、そこが気になってしまう」と自己分析する性格をコントロールできたのも収穫だった。

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2009年8月23日のニュース