藤田、ここ3戦で2勝 後半に耐え勝利つかむ

[ 2009年8月23日 17:33 ]

 【関西オープン】耐えた末に勝利へたどり着いた。3日目に10アンダーと爆発した藤田だが、この日は3アンダー。後半に限ってはパープレーで「15番くらいから優勝を意識して心臓が飛び出そうだった。ショットのイメージも出ないし、パーを拾えてよかった」と、ほっとした表情を浮かべた。

 国内はここ3試合で2勝と絶好調。きっかけは1勝目のセガサミー・カップ前から取り組み始めたスイング改造だ。ショットの飛距離が伸び、安定度も増した。パーオン率が高まり「きょうもアプローチをやった記憶がないくらい」と話すほど。この日も10番で第1打を右にOBした以外は、ピンチはなかった。
 年間2勝は1993年のツアーデビュー以降で初。3勝を期待する声がかかると「あまり優勝するタイプじゃないけど、じゃあまた…」と、控えめに宣言した。

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2009年8月23日のニュース