スポーツ振興基金 塚原ら372人に助成

[ 2009年7月29日 20:08 ]

 選手や指導者の活動費用を助成するスポーツ振興基金の認定式が29日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、世界陸上選手権代表で男子短距離の塚原直貴(富士通)らが認定証を受け取った。

 この助成は日本スポーツ振興センターが実施し、国と民間が拠出した資金の運用益とサッカーくじの収益を財源にする。合計372人に約3億8500万円を助成する。サッカーくじの売り上げが好調だったため、将来の五輪出場を目指すユースエリート(月額5万円)の助成対象が130人から192人に増えた。
 エリートB個人(月額10万円)のノルディックスキー距離女子の夏見円(JR北海道)は「ワックス代に使いたい。バンクーバー五輪の舞台でメダルを獲得して恩返しをしたい」と話した。

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2009年7月29日のニュース