遼くん ドライバーが攻略のカギ

[ 2009年7月29日 19:24 ]

 男子ゴルフのサン・クロレラ・クラシックが30日から北海道小樽CC(7535ヤード、パー72)で開催される。29日はプロアマ戦が行われ、全米プロ選手権(8月13日開幕・米ミネソタ州)出場を控える石川遼や片山晋呉らが最終調整に励んだ。

 石川は「小樽は世界に通じるコースと思っている」と言う。500ヤード以上のパー4が2ホール設定され、総距離は国内ツアーでは異例の長さを誇る。そんなコース攻略のカギとしてドライバーを挙げた。「長いコース。セカンドショットを短いアイアンで打つために、ドライバーでどれだけ、まっすぐ飛ばすか」とポイントを分析。プロアマ戦終了後も練習場でドライバーを約40分振り込み、フォームのチェックに余念がなかった。

 今大会は全米プロ前最後の実戦で、絶好の練習にもなる。舞台となるヘーゼルティン・ナショナルGCも7674ヤードの長さを誇る。小樽GCとは、狭いフェアウエー、ランの出にくい洋芝など共通点も多い。

 今季3度目のメジャー大会挑戦で、初の予選通過を目指す石川は「スコアが良くても悪くても、洋芝からのショットは次につながる。そういう意味で、小樽に来た全選手の中で、僕が一番、モチベーションが高いかも」と意気込みを示した。

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2009年7月29日のニュース