五輪3連覇の野村、弘前大大学院に入学

[ 2009年4月7日 09:34 ]

弘前大大学院医学研究科に入学し記念写真に納まる、五輪柔道金メダリストの野村忠宏(後列中央)

 五輪柔道男子60キロ級3連覇の野村忠宏(34)=ミキハウス=が7日、弘前大大学院医学研究科(博士課程)に入学した。スポーツ健康科学を学ぶ。

 スーツ姿の野村は入学式後「自分の競技にも、将来指導者になったときにも生かせるようにしたい」と晴れやかな表情で意気込みを語った。
 指導にあたる中路重之教授は「トップアスリートから健康のためのスポーツ愛好家まで視野に入れられる指導者になってほしい」と話した。
 野村は1996年アトランタ、2000年シドニー、04年アテネの三大会を制し、日本選手初となる個人種目での五輪3連覇を達成したが、4連覇が懸かった北京五輪は代表を逃した。進退については明言していない。
 同研究科には「平成の三四郎」と呼ばれたバルセロナ五輪の金メダリスト古賀稔彦(41)も在籍している。

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2009年4月7日のニュース