桃子に最強キャディー 次戦で今季初V狙う

[ 2009年4月7日 06:00 ]

 USLPGAツアーのクラフト・ナビスコ選手権最終日は5日、米カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズCC(6673ヤード、パー72)で行われ、上田桃子(22=ソニー)が70で回り、通算5オーバーの30位。次戦の国内ツアー、ライフカードレディース(17日から熊本)でも外国人キャディーを起用し、今季初優勝を狙う。ブリタニー・リンシカム(23=米国)が通算9アンダーでメジャー初勝利、米ツアー3勝目を挙げた。(ランチョミラージュ・宮下幸恵通信員)

 上田は4日目にして初めてアンダーパーの70をマーク。「1日は絶対アンダーパーで回りたかったので最後は気持ちよく終われました」と今季メジャー初戦は笑顔で幕を閉じた。
 この日は新キャディーのテリー・マクナマラ氏に「無理にピンを狙わず確実にグリーンをとらえるように」とアドバイスを受け、先を見据えたプレーを展開。大崩れすることなく好スコアで回り「メジャーでは狙いたくても狙わないという気持ちの抑え方も大事だとよく分かった」と手応えも得られた。
 マクナマラ氏とは今後もタッグを組むことが決定。7日に大リーグのパドレス―ドジャース(サンディエゴ)で始球式を行った後、熊本で行われるライフカードレディースにも2人で挑む。「来週はテリーと勝ちにこだわって戦いたい」と言葉に力をこめた。

続きを表示

2009年4月7日のニュース