今田も初出場!夢のマスターズ「いい1週間にしたい」

[ 2009年4月7日 09:12 ]

マスターズ開幕を控え、取材に応じる今田竜二(右)

 9日から始まる男子ゴルフのマスターズ・トーナメント(米ジョージア州オーガスタ)開幕に向け、今田竜二は「やはり落ち着かない気持ちはある。そういうこと考えていては勝負にならない」とわき立つような気持ちを抑え、その時を待つ。

 マスターズを初めて意識したのは「8歳か9歳。すべてが違うと思った」。大舞台を夢見て14歳で渡米。以来、オーガスタ・ナショナルGCでプレーするために、1人米国で戦い続けてきた。
 前週の木曜日にオーガスタ入り。「こんなことは普通やらない。そのぐらい僕にとって大事な試合」と、32歳は特別な思いを胸に抱いている。
 ジョージア大在学中にラウンド経験はある。だが、出場選手としてはもちろん初めて。「以前とはグリーンの速さが違う。目の錯覚が多いというか、見た目のラインと違う。その辺の対応は大変」と印象を話した。
 3月のアーノルド・パーマー招待で痛めた右手首の状態は気に掛かるが「調子は悪くない」。目指すは、まずイーブンパー。「すべてを心ゆくまで全部経験して、すべてのことをやって、この1週間を成績が良くても悪くても、いい1週間にしたい」とマスターズを存分に味わうつもりだ。(共同)

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2009年4月7日のニュース