マッチレース!今野VS片山

[ 2008年11月15日 19:52 ]

通算15アンダーで単独首位。今野康晴の17番のアプローチショット

 【スポニチ後援・三井住友VISA太平洋マスターズ第3日】今野が7バーディーを奪ってトップに立ち、前日首位の片山も4バーディーで食い下がった。この日最終組で回った2人が優勝争いをリードし、最終日はマッチレースになりそうな雰囲気だ。

 今季前半戦で予選落ちが続いた今野は、ここにきて復調著しい。「ショットが良くて」とほくそ笑むように、3日間ボギーなし。今週は右ひじ痛が治まったのに加え、夏場に尾崎将から手ほどきを受けたスイングがスコアアップにつながっている。
 片山も前日に続きボギーなしで回り、今野を逃がさなかった。際どい距離のパーパットが決まり「本当にいいパットをしている」と満足げだ。
 今野は昨秋のブリヂストン・オープンの記憶がよみがえる。第3日で同組の片山と首位に並んだが、結局5位。優勝は片山だった。「今回は違うパターンにしたい」と今季初勝利へ意気込む。
 優勝賞金は今季最高タイの4000万円で、賞金ランキングトップの片山は賞金王奪回へ大きく前進する絶好のチャンス。技術的に「特に変えることはない」と平然と言ってのけ、逆転へ自信をのぞかせた。

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2008年11月15日のニュース