大分国体が開幕 簡素化進め2万2千人参加

[ 2008年9月27日 18:17 ]

 第63回国民体育大会「チャレンジ!おおいた国体」(大分国体)は27日、大分市の九州石油ドームで開会式を行い、開幕した。競技は28日から10月7日まで、大分県と一部熊本県で34の正式競技と、公開競技の高校野球を実施する。

 開会式には天皇、皇后両陛下が出席され、2万人を超える観客が見守る中、約6500人が入場行進。地元大分代表で北京五輪に出場した陸上男子の成迫健児(ミズノ)とホッケー女子の岩尾幸美(玖珠中教)が「多くの感動を全国に発信できるよう、全力で競技することを誓います」と選手宣誓した。

 約2万2000人が参加する今大会は「ここから未来へ 新たな一歩」をテーマに、国体改革の柱として参加人員15%削減の簡素化が全競技に導入された。五輪で金メダルに輝いたソフトボールの上野由岐子(群馬・ルネサス高崎)らも出場し、日本のトップのプレーを披露する。

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2008年9月27日のニュース