白鵬が2場所連続8度目の優勝決める

[ 2008年9月27日 18:01 ]

優勝を決め笑顔で万歳する横綱白鵬。前列左は宮城野親方、同右は父ムンフバトさん

 大相撲秋場所14日目は27日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、東横綱白鵬(23)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が2場所連続8度目の優勝を飾った。

 大関琴光喜と関脇安馬がそろって敗れて3敗に後退。白鵬は結びの一番で大関琴欧洲を熱戦の末に上手投げで下して13勝1敗とし、先場所に続いて千秋楽を待たずに賜杯獲得を決めた。
 場所前は大麻問題に大きく揺れ、理事長も交代した大相撲。横綱朝青龍が左ひじの故障で先場所に続いて途中休場する中で、白鵬が横綱としての存在感を存分に示した。

 ▼横綱白鵬の話 ほっとした。(2敗が消え)決めてやるというより、思い切ってやるという気持ちが強かった。これからも一場所一場所を大事にして、自分の責任を果たすだけ。(場所前に誕生した長男には)一番大きいプレゼントになった。

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2008年9月27日のニュース