石井がドラマ出演　演技は８０―９０点ぐらい？

　北京五輪の柔道男子１００キロ超級の金メダリスト石井慧選手が、斉藤仁・男子監督とともに、ＴＢＳ系で１１月３日から放送されるドラマ「パンダが町にやってくる」（ＭＢＳ制作）に本人役でゲスト出演することになり、大阪市内で行われた収録に参加した。

　柔道場の経営者（桜木健一）を石井選手が講道館の代表として表彰する場面で、桜木が石井選手に「常にメダルをかけてるんじゃないのか？」と聞くと、「あんなもん持ってたら、町を歩けまへん」と大阪弁で返し、本物の金メダルを取り出して見せるという演技。

　現場はかなり暑かったが、収録後、石井選手は「暑くても顔に出さず、ハイハイとやるのが修行だと思います」と涼しい顔。「（自分の演技は）８０―９０点ぐらい。もう一つ役になりきれてなかった」ととぼけていた。