みんなの「藍ちゃん」だから巻き返さなきゃ

　【日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第１日】今季初の日本ツアーは苦しいスタートとなった。インスタートの前半をパープレーで折り返した宮里は、後半にティーショットのミスから連続ボギーを叩いて２オーバーまで後退した。

　２番、３番と続けて１Ｗが強くフックして深いラフへ。２打目は刻むだけとなり、パーパットも決めきれなかった。「打ち出しは狙ったところに行ってるけど、ちょっと球がつかまり過ぎることが多かった」。難コース攻略の最大のカギはフェアウエーキープにあるため、練習場では父・優さんと１Ｗの修正に時間を費やした。
　ただし、スコアは伸び悩んでも人気ぶりは健在。多くの観客を引き連れてのラウンドに「アメリカはアウェーでギャラリーがつくことが少ないので、たくさんの声援が励みになります」と笑顔を見せた宮里は、首位に７打差の位置から巻き返しを狙う。