石井またまた笑いで一本!!母校で珍助言

[ 2008年9月12日 06:00 ]

壇上に上がる前、斉藤監督(左)から言葉をかけられる石井

 北京五輪の柔道男子100キロ超級で金メダルを獲得した石井慧(21=国士舘大)が11日、母校・清風高校(大阪市)を訪問し、優勝報告を行った。全日本男子の監督で、国士舘大の師匠でもある斉藤仁監督(47)も帯同。厳しく監視される中、約3300人の後輩に珍アドバイスを送った。

 朝礼で壇上に上がった石井は「皆さんに、人生を生きていくにあたってのアドバイスをしたいです」と切り出すと、(1)保証人にならないこと(2)たばこを吸わないこと(3)ネクタイは上まで締めること――と唐突な発言。「自分から言えるのはそれだけです」と締めくくると爆笑に包まれた。
 実はこのアドバイス、清風学園の平岡校長が以前から生徒に話してきたもの。最も恐れる斉藤監督が「柔道、五輪、学校関係以外の質問は控えてください」と取材規制を敷く重い雰囲気の中、石井としては在校時に叩き込まれた教訓を伝えて笑いをとるのが精いっぱいだった。同席した母・美智子さんも「息子は大阪人なんで、笑わせなあかんって思うみたいで…」と弁解していた。

続きを表示

2008年9月12日のニュース