5連覇目指すフェデラー ガッツポーズに意気込み

[ 2008年9月1日 08:42 ]

 ステパネクを寄せ付けなかったフェデラーは、マッチポイントでフォアのパッシングショットを決めると派手に右手を突き上げた。プレーは終始淡々としたものだったが、最後のガッツポーズには今大会にかける意気込みがにじんだ。

 今季はここまでの四大大会で3大会いずれも優勝はなく、世界ランク1位の座もナダルに奪われた。北京五輪のシングルスでも金メダルを逃し、5連覇のかかる全米は何としても取りたいタイトルだ。
 フェデラーは「余計な体力を使うことなく一つ勝ち上がれたのは大きい。きょうはリターンが良かった」と、ネットプレーを仕掛けたがる相手に重圧をかけ続けられたことを勝因に挙げた。
 大会の前半を終え、米国を転戦している時期に北京でプレーしたことの影響について問われると「特に疲れはないが、何人かの選手にはあるかもしれない。これは大会が終わってみないと分からないだろう」と話した。(共同)

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2008年9月1日のニュース