百バタ銅の松田に宮崎県が栄誉賞

[ 2008年9月1日 16:16 ]

 宮崎県は1日、北京五輪競泳二百メートルバタフライで銅メダルを獲得した同県延岡市出身の松田丈志選手(24)に「大きな夢と感動を与えた」と県民栄誉賞を贈った。記者会見した松田選手は「もう一度オリンピックで戦いたい」と次回のロンドン五輪にも意欲を見せた。

 県庁講堂で県幹部ら約20人が拍手する中、東国原英夫知事が表彰状などを授与。その後、知事と懇談した松田選手は「ずっと目標にしていたオリンピックが終わって寂しい。もう一回頑張ろうかなという気持ちはある」と話した。
 松田選手が地元延岡の練習で使っているのはビニールハウスで覆われ、老朽化も激しい25メートルプール。松田選手の活躍ですっかり有名になったが、メダリストから「ぜひ新しいプールを」と要望され、知事は「県も財政的に逼迫していて…。どうしようかな」と思案顔だった。

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2008年9月1日のニュース