日本陸連 北京惨敗で9月中に強化方針策定へ

[ 2008年9月1日 21:34 ]

 日本陸連は1日の強化委員会で、銅メダル1、入賞2と振るわなかった北京五輪について意見交換し、反省を踏まえた上で9月中に今後の強化策を文書にまとめる方針を固めた。

 「メダル2、入賞5」を目標とした陸上は、女子の野口みずき(シスメックス)と男子の大崎悟史(NTT西日本)が故障で欠場するなど、期待のマラソンで入賞すら逃す大惨敗を喫した。ともに補欠を補充できず、所属チームに強化を一任する手法を疑問視する声も上がっていた。

 高野進強化委員長は「女子で(五輪マラソン)2連覇していたやり方を否定はできないが、結果を重く受け止め、熟慮して今月中に方向性を出したい」と話した。

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2008年9月1日のニュース