藍手応え 5打差まずまずスタート

[ 2008年5月31日 06:00 ]

第1ラウンドを終え、同組の選手と健闘をたたえ合う宮里藍

 USLPGAツアーのギン・トリビュート第1日は29日、米サウスカロライナ州マウントプレザントのリバータウンCC(6459ヤード、パー72)で第1ラウンドを行い、宮里藍(22=サントリー)は第1ラウンドを3バーディー、1ボギーの70で回り、首位に5打差の30位につけた。第2ラウンドは16番まで終えて3バーディー、2ボギーと1つスコアを伸ばした。上田桃子(21=ソニー)は第1ラウンドを1イーグル、2ボギーの72で60位と出遅れた。世界ランク1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)はおじの急病のため欠場した。

 宮里が粘りのゴルフでまずまずのスタートを切った。第1ラウンドの前半は我慢のゴルフが続いたが、後半は5番で10メートル、最終9番でも8メートルを沈めてバーディーを奪取。フェアウエーを外したのも、グリーンを外したのも2度だけとショット全体に安定感が出てきた。「フィーリングが良かったので最後まであきらめなかったのが、後半のバーディーにつながった」と納得の表情だった。
 第2ラウンドも前半の2、3番で連続バーディーをマークし、上位進出に期待を抱かせた。オフにあてた先週はカリフォルニアの自宅で過ごし、心身ともにリフレッシュした。特に今田竜二の米ツアー初優勝には「日本人としてすごくうれしかったし、私も頑張ろうという気になりました」と刺激を受け、高いモチベーションで臨んだことが結果にもつながっている。

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2008年5月31日のニュース