ジャパン15大善戦!CABに惜敗

[ 2008年5月31日 18:43 ]

ジャパン15―クラシック・オールブラックス 後半、前進を阻まれるニコラス(12)

 ラグビーの国際親善試合が31日、東京・国立競技場で行われ、日本代表で構成するジャパン15は、元ニュージーランド代表が中心メンバーのクラシック・オールブラックス(CAB)に13―15で惜敗した。

 ジャパン15は前半15分にWTB遠藤(トヨタ自動車)のトライで先制したが、トライを許し、5―7で折り返した。後半7分に昨秋のワールドカップ(W杯)に出場したWTBハウレットにトライを奪われ、すぐ同9分にWTB小野沢(サントリー)のトライで競り合いに持ち込んだが、逆転はできなかった。

 ジャパン15は大善戦だった。スクラムでこそ劣勢だったが、激しい防御で相手の攻め手を奪った。カーワン・ヘッドコーチは「勝てなかったのは残念。でも、体を張ったタックルを誇りに思う」と満足そうだった。
 6月からは南半球の格上チームと対戦するパシフィック・ネーションズカップが始まる。ナンバー8の箕内主将(NEC)は「この試合で経験したことをつなげたい」と意気込んだ。

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2008年5月31日のニュース