日本 イタリアに痛い逆転負け

[ 2008年5月31日 21:35 ]

日本―イタリア 第1セット、スパイクを放つ越川

 バレーボールの北京五輪の出場2枠を懸けた男子世界最終予選はアジア予選を兼ねて31日、東京体育館で開幕し、女子に続く五輪行きを目指す日本は、強豪のイタリアに2―3で競り負けた。オーストラリア、アルゼンチン、アルジェリアが初戦を制した。

 日本は山本(パナソニック)や越川(サントリー)の強打を軸に激戦で優位に立った。第4セットも24―17と圧倒的な立場でマッチポイントを握ったが、ここからミスを連発してまさかの7連続失点。このセットを33―35で失うと、4大会連続の五輪メダルを狙うイタリアに流れを奪われ、第5セットは7―15で力尽きた。

 アジア勢で日本の強敵となるオーストラリアは3―0でタイに圧勝し、韓国はアルゼンチンに1―3で敗れた。

 最終予選は8チームの総当たりリーグ戦で争われ、全体の1位とそれ以外のアジア勢最上位が五輪に進む。

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2008年5月31日のニュース