藍ちゃん好発進!初日5アンダーの2位

[ 2008年2月28日 17:15 ]

好発進に笑顔を見せる宮里

藍「自信戻った」ロケットスタート2位

あららら…桃尻桃子ずっこけた

 米女子ゴルフツアーのHSBC女子選手権は28日、シンガポールのタナメラCC(パー72)で第1ラウンドを行い、宮里藍が67の5アンダーで、首位のロレーナ・オチョア(メキシコ)に1打差の2位と好スタートを切った。
 開幕から2戦連続で予選落ちした宮里は好調だったパットを生かして6バーディー、1ボギーとスコアを伸ばした。
 古閑美保は73で33位。上田桃子は3番でのトリプルボギーが響いて74の2オーバーで、飯島茜と並んで47位と出遅れた。大会は78選手で4日間争い、予選落ちはない。

 <こうでなくっちゃね!藍ちゃん>予選落ちでも落胆を表に出さない宮里は、好発進にも浮かれなかった。「先週までも内容はそんなに悪くなかった。きょうは流れが切れそうな時にパットが決まった」と淡々と答えた。
 3番で13メートル、7番で6メートル、11番で8メートルと長いバーディーパットを沈め、スコアを稼いだ。12番(パー4)で第2打をピン奥2メートルに寄せるなど、チャンスも次々つくった。
 昨季のショットの絶不調を思えば復調の兆しは確かにある。開幕2戦で構えが右を向くと感じて微調整。前半はティーショットを3度ほど曲げたが、後半はスランプ中に多用した3番ウッドをうまく取り入れて乗り切った。「1打1打に100パーセント集中して」最終ホールまでスコアを数えていなかったという。
 昨季のステートファーム・クラシックも初日2位だったが、最終日に大乱調で途中棄権。この日の結果だけで、完全復調とはいえない。第2日はオチョアらとの最終組に入るが、今の関心はあくまで自身。「どれだけこれ(集中)を続けられるか」と表情を引き締めた。
(共同)

続きを表示

2008年2月28日のニュース