W杯距離 夏見が日本選手初の3位

[ 2008年2月28日 11:50 ]

ノルディックスキーW杯距離で日本選手史上初の表彰台に立ち、笑顔の夏見円(右)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)距離は27日、ストックホルムでスプリント・クラシカルを行い、女子(1キロ)の夏見円(JR北海道)が3位となり、日本の距離選手で史上初めて表彰台に立った。

 これまでの五輪、世界選手権、W杯を通じての距離での日本選手最高成績は昨年3月のW杯で男子の恩田祐一(アインズ)の4位。29歳の夏見はソルトレークシティー五輪とトリノ五輪に出場している日本の第一人者。
 予選を7位で通過した夏見は初戦の準々決勝、準決勝と突破し、6選手による決勝は終盤追い上げて3番手に上がり、ゴールした。優勝はビルピ・クイトゥネン(フィンランド)で今季3勝目を挙げた。

 ▼夏見円の話 表彰台は初めてのことなので何が何だか分からない。今でも信じられない。今季の目標は表彰台だったので、それをクリアできた。(共同)

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2008年2月28日のニュース