2冠!富士通時代が来た!

[ 2008年2月28日 20:52 ]

 バスケットボール女子、Wリーグのプレーオフ決勝(5回戦制)の最終戦は28日、東京・代々木第二体育館で行われ、富士通が2連覇を狙ったJOMOに84―65で圧勝し、3勝2敗で初優勝するとともに全日本総合選手権との2冠に輝いた。

 日本リーグ時代の1989~90年シーズンからタイトルを独占したJOMO(旧ジャパンエナジー、旧共同石油)とシャンソン化粧品の2強時代は終わった。
 激しいディフェンスでJOMOの大黒柱の山田や大神を抑えた富士通は、攻撃でもエースの矢野良や船引まの3点シュートが効果的に決まり、前半を43―31でリード。後半も矢野良らの活躍で点差を広げた。

 ◆富士通レッドウェーブ 1985年創部。関東実業団4部から4季で日本リーグ2部に昇格し、95年に1部初昇格を決めた。04年に元日本代表監督の中川文一氏が監督に就任し、05年にはアテネ五輪代表の矢野良子も加入した。06年に全日本総合選手権初制覇し、現在3連覇中。チーム名のレッドウェーブは、強豪チームを脅かす「赤い波」。チームのモットーは「自主性」。

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2008年2月28日のニュース