高橋ら招待選手20人を発表

[ 2008年2月28日 15:54 ]

 北京五輪代表の最終選考会を兼ねた名古屋国際女子マラソン(3月9日・名古屋市瑞穂陸上競技場発着)の主催者は28日、2大会ぶりの五輪出場を目指す高橋尚子(ファイテン)ら招待選手20人を発表した。

 アテネ五輪代表の坂本直子(天満屋)、39歳のベテラン弘山晴美(資生堂)も走る。昨年の世界選手権(大阪)代表組では6位の嶋原清子(セカンドウィンドAC)と、原裕美子(京セラ)橋本康子(セガサミー)の3人が名を連ねた。
 海外の5選手ではジョイス・キルイ(ケニア)が2時間26分52秒のトップの記録を持つ。
 五輪代表には土佐礼子(三井住友海上)が既に決まり、野口みずき(シスメックス)が確実。残りは事実上1枠で、1月の大阪国際で日本人最高の2位になった森本友(天満屋)の2時間25分34秒を上回って優勝することが目安になりそうだ。代表は3月10日に決まる。

 ▼高橋尚子の話 陸上生活23年間の集大成のひとつとして「あきらめなければきっと夢はかなう」という思いを伝えられるよう、過去2回優勝している相性のいい大会を走り抜けたい。
 ▼坂本直子の話 もう一度、五輪へ出たい。アテネ後は故障が続いたのでスタートラインに立てることがうれしい。先輩から受け継いだチームの流れを後輩につなげたい。
 ▼弘山晴美の話 いい練習ができている。課題の腕の振りもきちんとしてスピードに生かしたい。今回はチャンス。期待に応える走りをしたい。
 ▼大南敬美の話 過去2度の五輪選考会と比べて一番近くに五輪を感じている。故障もなく順調。タイムにも勝負にもこだわりたい。
 ▼原裕美子の話 3年前の名古屋で優勝したビデオで見て、またやってやるという気持ち。ライバルがたくさんいた方がいい。強気で、五輪代表を目指したい。

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2008年2月28日のニュース