怒り疲れた?朝青いきなり朝稽古休む

[ 2008年2月28日 06:00 ]

 大相撲春場所(3月9日初日、大阪府立体育会館)で4場所ぶりの優勝を目指す横綱・朝青龍は27日、大阪市・中央区の高砂部屋で行われた朝稽古を休んだ。始動2日目にして早くも休養と、朝青龍のマイペースぶりは相変わらず。師匠の高砂親方(元大関・朝潮)も待ちかまえる報道陣に「また怒られるぞ」と意味不明のコメントを発し、車に乗り込んだ。

 アロハ姿やカメラマンへの暴言など、朝青龍が取った一連の言動に対し、相撲協会は不問に付す姿勢を崩さない。この日、生活指導部の伊勢ノ海部長(元関脇・藤ノ川)は「新聞などで見たが、言った言わないは水かけ論になる。師匠が注意しているのだし、特に聴取などで呼びつけることはしない」と、あらためて問題視しないことを強調。協会の大甘な対応が、問題横綱の暴走に拍車をかけることになりそうだ。

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2008年2月28日のニュース