田崎史郎氏 総裁選討論会が論戦にならないワケ「総理になった後のことも考え話している感じ」
政治ジャーナリスト田崎史郎氏が25日、TBS系「ひるおび」(月~金曜前10・30)に生出演し、自民党総裁選(10月4日投開票)立候補者による討論会について語った。
22日に告示された総裁選には、小林鷹之元経済安保担当相、茂木敏充前官房長官、林芳正官房長官、高市早苗前経済安保担当相、小泉進次郎農相が出馬した。24日には日本記者クラブ主催の討論会が開かれたが、石破政権の存続を巡る党分裂危機を軌道修正しようという思いからか、ライバル候補の主張に同意するなど、融和ムードも感じられた。
代表質問者からの質疑応答以外にも、候補者が相手を指定して質問する場面もあった。そのうち3人は、小泉氏を指名。田崎氏は「1回目、小泉さんに質問が集中していましたよね」と振り返った。小泉氏が訴えている、2030年までに年収100万円増を目指す政策についての質問などだった。
「3人の方が質問しているわけですけど、林さんと高市さんは同じ質問で、100万円の根拠を尋ねているわけですよね。それに対して答えたら、林さんは政策は“ほとんど同じですね”って言っちゃった。高市さんは“私はそれに賛成です”と言われている。答えに対して賛成しているので、論争にならないんです」
論戦にならなかった理由は何か。田崎氏は「一つは小泉さんが相当勉強されていて、準備万端、整えて臨んでいる」と指摘。昨年の総裁選に続きターゲットになった小泉氏が、しっかり準備をしてきたことが挙げられるという。
もう一つは、首相就任を見据えての意図だと分析した。「去年の総裁選の時に、石破さんがアジア版NATOとか、日米地位協定の見直しなどを言われたわけじゃないですか。言ったところで、総理になったら全部否定されて、何もしなかったことで、うそつきだと言われたわけですね」。その上で、「総理になる可能性があるわけで、皆さん。総理になった後のことも考えながら話している感じはしました」と、自身の印象を語った。












