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【参院選】蓮舫氏が当確、1年ぶり国政復帰 都知事選後「国政選挙考えていない」も翻意…批判はね返す

[ 2025年7月20日 20:00 ]

参院選当確を受け、支援者と笑顔で握手を交わす立憲民主党の蓮舫氏 (撮影・小田切 葉月)
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参院選が20日、投開票され、立憲民主党から比例代表で出馬した元参院議員の蓮舫氏(57)は圧勝で当選を確実とし、1年ぶりに国政へ返り咲くことになった。

 当確が出ると、トレードマークの白いブラウスに、赤のパンツというスタイルで支援者の前に現れた。「皆さんお一人お一人の力をいただき、支えていただき、助けていただき、再び歩み出そうと思っております。心からお礼申し上げます」。穏やかな笑顔と落ち着いた語り口で、感謝を口にした。

 昨年7月、立民を離れて都知事選に出馬。公選法の規定で4期目を迎えた参院議員を自動失職して臨んだ選挙戦だが、当選した小池百合子氏はおろか、石丸伸二氏にも及ばず3位で大敗した。「国政選挙はもう考えていない。いったんピリオド」などと話していた蓮舫氏。発言を翻しての電撃出馬だった。擁立を巡っては支援組織の連合や参院側からの反発も。それでも蓮舫氏の高い知名度を欲した執行部側が押し切り、立候補につながった。

 “党の顔”として突然公認が決まったことで、選挙戦の準備は急ピッチだったという。陣営は「長年蓮舫さんを支える都議や地方議員の少数精鋭で行う。効率よくやりたい」と話していた。今夏の酷暑対策と称して日中は街宣車で流し演説、夕方以降に回数を絞ってマイクを握った。

 特に多かったのは、東京選挙区から立候補した塩村文夏氏、奥村政佳氏とのコラボ演説。党関係者は「人が集められずスタッフが少なかったので、2人に抱きついて合同街宣を行っていたと聞く。塩村さんも奥村さんもギリギリの戦いだったので、蓮舫さんの知名度や集客力が欲しかったでしょう」と話した。

 一方、全国各地を回って票の掘り起こしを狙うのが、比例代表候補としてのある種の務め。にもかかわらず、蓮舫氏が訪れた地方は京都、千葉、茨城、宮城のみだった。地方からは「“要請があれば行く”というスタンスだったと聞いている。当選の自信があったのだろうが、もう少し周囲のことも考えられないのか」との声も上がる。国政に再び立つことにはなったものの、党内の求心力が懸念されている。

 今回の参院選は、改選124議席に加え、欠員が出ていた東京選挙区の1議席を加えた125議席を522人の候補が争った。19日に締め切られた期日前投票では、全体の25.12%の2618万1865人が投票。有権者の関心の高さをうかがわせた。

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