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カトリック教会の司教が子どもの前でサンタを否定 「真実」を教えた行為に賛否両論

[ 2021年12月11日 13:31 ]

 ローマ・カトリック教会の司教が子どもたちの前でサンタクロースの存在を否定。地元メディアによれば、イタリア・シチリア島のノート教区に所属するアントニオ・スタグリアーノ司教が子どもたちを前にして「サンタクロースは存在しない。赤い衣装はコカ・コーラ社が宣伝のために作ったものだ」と語ったと伝えられている。

 これに対して管轄の教区側は「配慮が足りなかった」と謝罪しながらも「彼(スタグリアーノ司教)はクリスマスの本当の意味と、ローマ皇帝の圧制の中で貧しい人たちにプレゼントを贈った聖ニコラスの話を強調しようとしただけ。子どもたちの夢をかき消そうとしたのではない」と弁護。AP通信によれば、今回の“騒動”を巡っては「家族の伝統行事に口をはさむべきではない」という批判派と、「クリスマスがどういう日なのかを教えるのは意味がある」といった擁護派の二つに別れている。

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2021年12月11日のニュース