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長友佑都 森保ジャパンの「空気清浄機」に!“不要論”一蹴「終わる頃には称賛しかないでしょう」

[ 2026年5月18日 05:20 ]

会見で笑顔の長友(撮影・小海途 良幹)
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 6月11日開幕のW杯北中米大会に臨む日本代表に選出されたFC東京のDF長友佑都(39)が17日、都内で会見し、集大成となる今大会は自身が「空気清浄機」と化してチームをまとめ上げる意向を示した。サイドバック(SB)としては世界初の5大会連続出場を成し遂げ、キャリアを通して掲げてきた世界一のSBの夢とW杯初制覇に全身全霊を懸けて挑む。

 長友は晴れてW杯メンバーとして登壇した会見の場で自らを「空気清浄機」と呼んだ。その心は常にチームの空気を重んじ、一体感を持たせること。「自分には4大会の経験がある。(14年)ブラジルの時は1戦目に負けて士気がなくなり、不安に陥った。今の経験を持っていたら前を向かせられる。自分にはW杯の嗅覚がある。それを嗅ぎ分けて、よどんだ空気を浄化できる」と言った。

 1カ月以上の長丁場でチーム内にトラブルはつきもの。今回は三笘(ブライトン)、南野(モナコ)と長く主軸を担ってきたメンバーが不在。常に誇りを持ち、チームに前を向かせるにはより長友の役割が大きくなる。

 もちろん、ピッチ上での貢献が大前提だ。W杯アジア最終予選は全10試合でベンチ外となり、不要論もささやかれたが、真っ向から反論した。「長友が入って賛否両論あるみたいだけどW杯が終わる頃には称賛しかないでしょう。自信、魂を持って日本だけでなく世界を巻き込んで戦います」と意気込んだ。

 攻守にハードワークが求められるSBとしては世界で初めて5大会連続で大舞台にたどり着いた。インテル・ミラノ時代の手本だった元アルゼンチン代表DFサネッティの背中を追いかけてきたからこそだ。「(重要なのは)サネッティのように長く第一線でやれるか。一人しかいない偉業を成し遂げられたことは誇りに思える」と胸を張った。

 初出場した10年W杯南ア大会後「世界一のSBになって帰ってくる」と誓った。あの日から約16年が経過。自身が「集大成」と呼ぶ大会で「今、心の底から“優勝”という言葉を言えている。魂が震える準備をしてほしい」。W杯を掲げ、世界一のSBとなる夢に向けて、やはり長友はギラついていた。

 《Tシャツに「ほぼ父の遺伝子」》会見の最後に妻で女優の平愛梨と4人の愛息がサプライズで登場した。夫に花束を手渡し、快挙を祝福した。子供たちが着用していたTシャツには「ほぼ父の遺伝子」の文字が並び、ほのぼのとした家族の絆の深さをうかがわせた。降壇しようとした瞬間には長男が、父の試合中に観客をあおる姿をまねて両手を振り上げて胸を叩くと、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。

 《「尊敬」本田がエール》元日本代表MF本田圭佑が17日に川崎市内で取材に応じ、同い年で5大会連続でのW杯メンバー入りを決めた長友を称えた。「凄いこと。刺激というよりは尊敬」。3大会に出た自身の経験から「チームは(W杯の)始めから途中、終わり際で生き物のように体調のように変化する」と指摘。思い通りの結果にならなかった時を想定し「森保さんが見えない部分をつなぎ合わせていくこと」とベテランとしてチームをまとめる役割を期待した。

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