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なでしこジャパンが2大会ぶりアジア女王!浜野まいか2戦連発、完全アウェーで開催国・豪州撃破

[ 2026年3月21日 19:54 ]

女子アジア杯決勝   日本 1―0 オーストラリア ( 2026年3月21日    オーストラリア・シドニー )

<日本・オーストラリア>前半、先制ゴールを挙げ祝福される浜野(左から4人目)(AP)
Photo By AP

 サッカー女子のアジア杯は21日、シドニーで決勝が行われ、世界ランク8位の日本代表「なでしこジャパン」は同15位の開催国オーストラリアを破り、2大会ぶり3度目の優勝を飾った。

 完全アウェーの中、MF浜野まいか(トットナム)の強烈な一撃がなでしこを勢い付けた。前半17分、ペナルティーエリア手前でMF長谷川唯(マンチェスターC)からパスを受けると、振り向きざまに右足を一閃(いっせん)。意表を突いたミドルシュートは鋭い軌道を描き、ゴール右隅に突き刺さった。準決勝・韓国戦に続く2戦連発。1月に強豪チェルシーから期限付き移籍したトットナムにプレー時間を増やし、状態を上げて今大会に乗り込んだ21歳が大一番で大仕事をやってのけた。

 その後は一進一退の攻防。終盤はフィジカルに優れるオーストラリアの猛攻を受けたが、体を張った守備で虎の子の1点を守り切った。

 日本協会は24年12月、女子初の外国人指揮官としてデンマーク出身のニールセン監督を招へい。昨年2月のシービリーブス杯こそ3連勝で好スタートを切ったが、その後は国際親善試合で未勝利が続き、東アジアE―1選手権も3位で優勝を逃した。状況が好転したのは昨年11~12月の長崎合宿。「コミュニケーション改革」を行い、通訳を介すことで長引いていたミーティング時間を短縮。戦術面の詳細な指示は日本人コーチが担うことで、選手とスタッフ間の議論も活発になった。

 同合宿はカナダに2戦2勝。今大会は1次リーグから準決勝まで5試合で計28得点1失点と圧倒的な強さを誇った。決勝は23年W杯4位の難敵を撃破。出場権を獲得した来年のW杯へ、確かな自信を胸に突き進んでいく。

 ▼ニールセン監督 予想したよりも非常に難しい試合だった。オーストラリアも素晴らしいプレーをしたので誇りに思ってもらっていいし、自分たちも本当に素晴らしいプレーができた。選手は最後まで一生懸命戦ってくれて、勝利に値する内容だった。(アウェーの)雰囲気は素晴らしかったが選手には負担になったかもしれない。

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