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新潟 今治撃破で今季初の連勝 ベテランFW小野が先制弾「チームと一緒に成長したい」

[ 2026年3月2日 04:30 ]

前半、先制点を決める新潟・小野(右から2人目)
Photo By スポニチ

 「明治安田J2・J3百年構想リーグ」の第4節が1日に行われ、「WEST―A」のJ2新潟は敵地で今治を2―0で破り、今大会初の連勝を手にした。前半途中に出場したベテランFWの小野裕二(33)が、同31分に公式戦では24年9月以来のゴールを決めて起用に応えた。開幕から続いたアウェー4試合は3勝1敗で終了。次節は7日で高知とのホーム開幕戦に臨む。

 待ちに待った瞬間だった。前半31分、小野がチームに初の連勝と勝ち点3をもたらす先制ゴール。公式戦での得点は24年9月のリーグ戦の湘南戦以来、約1年半ぶりだ。「入って良かった。久しぶりに新潟らしい、ゴールへのスムーズな動きが見せられた」。33歳は胸を張った。

 今季初のベンチ入りで、すぐさま出番が来た。相手との接触で負傷した森璃に代わり前半25分から出場。その6分後だ。ビルドアップで中盤に落ちてパスを受け、右に展開。オーバーラップした藤原奏のマイナスのクロスに反応した。一度は相手にブロックされたが、右足で押し込みゴール。チームに勇気を与える先制弾が決勝点になった。

 J1だった昨季は公式戦無得点。リーグ戦での出場も11試合に終わり、チームもわずか4勝(12分け22敗)でJ2降格となった。今季はピッチに立って貢献するため、まずは状態を上げるために1月9日からスタートした宮崎キャンプで厳しいメニューを自身に課した。だが、同下旬に太腿を痛めて離脱。第3節だった2月22日の讃岐戦の前に全体練習に復帰し、この日に照準を合わせてきた。

 開幕から3試合を外から見て「勝ってはいるけど、100%納得できる試合はなかった」と言う。特に攻撃の質を上げられると感じ「走って戦うことは当たり前。そこで終わらないように選手の方からクオリティーを出せるようにやっていきたい」と見据え、技術やアイデアを発揮する役割を自らに課していた。そんな中で相手守備を完全に崩してゴール。「チームに少しいい影響をもたらせたかな」とうなずいた。

 開幕からアウェーが続いた4試合を連勝で締め、いよいよ次節はホーム開幕戦で7日に高知と戦う。「まだまだ細かいところは足りない。試合に出ながらチームと一緒に成長したい」。復活したベテランFWが、チームをさらに勢い付ける。(西巻 賢介)

 ○…主将の藤原奏が後半45分に追加点をPKで決めた。途中出場した落合がドリブルで仕掛けて得たPKを落ち着いて右隅へ。「彼(落合)に蹴らせたかったが、チームで決まっているので代表して蹴った」と振り返った。守備では後半、相手に押し込まれながら無失点。「無失点で終えられたのは大きい。新潟に帰ってもいいサッカー、魅力的なサッカーができれば」と見据えた。

 ▼船越優蔵監督 約300人のサポーターが来てくれて、最後に苦しい時に一歩を出せた。ホームにいい形で帰れるのが一番。今度は2万人、3万人の後押しを受けてできるのは楽しみでしかない。

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