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J1清水の17歳ルーキー針生涼太 早期プロデビューに意欲 8日名古屋戦で初ベンチ入りのチーム最年少

[ 2026年2月10日 19:40 ]

プロデビューに向けて日々トレーニングを積んでいる清水・針生(中央)
Photo By スポニチ

 明治安田J1百年構想リーグ初戦となった8日の名古屋戦で、清水のベンチに新たな名前が刻まれた。今季ユースから昇格したMF針生涼太(17)。チーム最年少で迎えた公式戦初のベンチ入りとなり、トップチームの一員として初めてリーグ戦の舞台を肌で感じた。

 初めて足を踏み入れた豊田スタジアム。「観客の数や規模に圧倒された。アップでピッチに入る時は緊張もあった」と振り返る。ただ、試合が進むにつれて意識は次第にピッチへ向かった。「スタメンの選手たちが戦う姿を見て、自分も出て活躍したいと思った」。試合は0―1で敗戦。後半に先制を許し、チームは交代枠を1枚残したまま反撃及ばずに終えた。ベンチから戦況を見守り続けた90分間は、プロの舞台の基準を突きつけられる時間となった。

 本職は左サイドバック(SB)。試合中は同ポジションの動きを中心に観察した。「吉田豊さんとか本ちゃん(本多勇喜)の安定感は本当に凄い」と語る一方で、「自分はまだ足りない」と課題も明確にする。「ここから練習でも経験を積み、もっと試合に呼ばれたい」と、若武者はさらなる成長を誓った。

 右SBで開幕スタメンを担った大卒ルーキーDF日高華杜(22)の姿も、強く印象に残った。「難しい状況の中でも役割を果たしていた。自分も与えられた役割を全うできる準備をしたい」。立場や年齢は違えど、トップの舞台で役割を果たす姿を、自身の基準として重ね合わせた。

 チームは14日の第2節、ホーム開幕戦で京都と対戦する。「次もベンチ入りできる保証はない。また1からアピールしたい」。公式戦の空気を肌で感じた最年少は、出場機会を待つ立場にとどまらず、早期のプロデビューを見据えて準備を進めている。(萱沼 魁渡)

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