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なでしこジャパンの宮沢ひなたがクリスマス交流イベントに参加 ひとり親家庭などの子供たちを支援

[ 2025年12月28日 08:41 ]

サンタクロース姿で記念撮影する宮沢ひなた(左から2人目)
Photo By スポニチ

 認定NPO法人「ラブフットボール・ジャパン」主催のクリスマス交流イベントが27日に東京都多摩市で行われ、イングランド女子スーパーリーグのマンチェスター・ユナイテッドで活躍するなでしこジャパンのMF宮沢ひなた(26)が参加した。

 久野FC(神奈川県2部)所属の兄・佳汰さん(29)や元日本代表MF山田大記さん(37=ジュビロ磐田CRO)、川崎フロンターレなどで活躍した森谷賢太郎さん(37=川崎フロンターレ強化部)とともに全国13都道府県から集まったひとり親家庭などの小中学生と高校生21人や保護者らと交流した。

 午前中はミニゲームなどサッカーでともに汗を流し、終了後はサンタクロースに扮してプレゼント。即席サイン会を行って昼食会にも参加した。自身も母子家庭で育ったという宮沢は「同じような境遇の子供たちがまだまだいる。大きくなって感じたのは母のありがたみ。ご家族や小さな子供たちに何かできることがあるんじゃないかという思いで協力させていただいた」と話し、この日の交流会を受けて「自分自身も頑張らなきゃいけないと改めて感じさせられた」という。

 「ラブフットボール・ジャパン」は2021年から活動を開始。ひとり親家庭など経済的な格差でサッカーが始められなかったり、続けられない子供たちを支援してきた。今年は520人を超える応募があり、124人に年間5万円の奨励金を給付。400人近くに用具を提供してきたが、加藤遼也代表理事は「年々、規模が拡大して支援が追いつかない状況」と打ち明ける。

 選手とのオンライン交流も定期的に行ってきたが、対面での開催は今回が3年ぶり2度目。加藤理事は宮沢の参加に「幼少期を子供たちと同じような境遇で過ごしてプロから日本代表になった。子供たちが諦めずに頑張り続けられる勇気になる存在。“諦めずに続ければ…”ということを言葉ではなく行動で示している」と語った。

 この日は中学生の女子3人も参加。2023年女子W杯得点王にもなり、イングランドでも活躍するなでしこジャパン現役メンバーのプレーに目を輝かせた。神奈川県から参加した三須楽羽さん(3年)は「コンプリート(完全)。完璧でした。視野もメッチャ広かった」、静岡県の波崎琴子さん(1年)は「簡単に(相手を)かわして恐かったぐらい」、熊本県の山口りり歌さん(2年)は「ボールタッチが優しくて柔らかかった」と声を弾ませた。

 宮沢は25日にも神奈川県寒川町で佳汰さんと企画する小中学生向けのチャリティーイベントを開催した。参加費無料で6度目を迎え、協賛金の一部は23年から支援選手に名を連ねる「ラブフットボール・ジャパン」に寄付。「環境づくりは大事。もっともっとサッカーをやってくれる女の子、男の子、サッカーを問わず何事も楽しんでチャレンジしてくれる子供たちが増えたら」と思いを語った。

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