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森保ジャパン W杯“最難関”F組入り 初戦はオランダ&開催会場ほぼ酷暑「覚悟を持たないと…」

[ 2025年12月7日 05:00 ]

サッカーW杯北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会に臨んだ森保一監督
Photo By 共同

 来年6月11日に開幕する26年W杯北中米大会の組み合わせ抽選会が行われ、FIFAランク18位の日本はF組に入り、同7位のオランダ、同40位のチュニジア、ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアによる欧州プレーオフ(PO)B組の勝者との対戦が決まった。1次リーグの会場は酷暑の4都市で暑熱対策は必須。決勝トーナメント(T)1回戦でも強豪との激突が必至の厳しい組み合わせで、目標の優勝へ、いばらの道を進むことになった。

 大きく表情を変えず、森保監督はメモを取りながら抽選の行方を見守った。今大会から参加チームが32から48に拡大。楽な組に入る可能性もあったが、甘くなかった。POで最上位国が出場権を得た場合のFIFAランク平均は12組で最高の23・25位。指揮官は「非常に厳しいグループ。1チーム決まっていないが(欧州POのB組は)ストレートでW杯に出てもおかしくない。非常に力のある対戦相手ばかり」と印象を語った。

 さらにF組を1位か2位で通過すれば、決勝T1回戦でブラジル、モロッコが同居するC組の1位か2位と激突する。日本の中3日に対し、相手は中4日と日程的にも不利。3位の上位8チームで拾われた場合も1位通過国との対戦となり、世界的強豪は避けられない。決勝Tで一度も勝っていない日本にまたも大きな壁が立ちはだかる。

 厳しいのは相手だけではない。F組が開催される4会場の6月の平均最高気温は35・7度のモンテレイを筆頭に酷暑の都市がほとんど。ダラス、ヒューストンのスタジアムは開閉式だが、移動を含めて暑さを完全に避けることは難しい。事前合宿から暑熱対策も必要になる。森保監督は「非常に厳しい気候の中、戦わないといけない。体力的にもメンタル的にもW杯はただでさえ負荷がかかる。覚悟を持たないといけない」と腹をくくった。

 くじ運はなかったが、森保監督は3月にW杯切符を獲得後は総力戦となる本番に向けてチームの底上げを図っており、タフな戦いは望むところ。欧州2カ国と同組となった過去3度のW杯は、全て16強に進出しているプラスデータもある。指揮官は抽選会後も米国に残りキャンプ候補地を視察予定で「対戦相手をしっかり分析しながら、自分たちが相手より良い準備をしたい。高いレベルの選手を使いながら勝ち切っていくことが、今の日本はできる」と力を込めた。開幕まで186日。険しい道の先に最高の景色が待っている。

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