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鹿島FW鈴木優磨 背番号「40」継承のエース万感「難しい時間が報われた」

[ 2025年12月7日 07:00 ]

明治安田J1最終節   鹿島2ー1横浜M ( 2025年12月6日    メルスタ )

<鹿島・横浜M>J1優勝を決め、感極まる鹿島・鈴木(撮影・西海健太郎)
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 鹿島が9年ぶり9度目のJ1制覇を決めた。ピッチではイレブンの男泣きが止まらない。FW鈴木優磨の目にも光るものがあった。「チームとしても個人としても、難しい時間が報われた」。大黒柱が感慨に浸った。

 22年に古巣愛を貫いて欧州から復帰。エースとして、無冠が続いた責任を一身に背負ってきた。昨季途中には「鹿島に帰ってきて、日が経つのが長く感じる。いろいろ考えて。自分自身もそうだし、チームのことも考えていると、一年が早く過ぎるとは俺は全く思わなくて。一年一年が凄く重い」と打ち明けたこともある。

 自他ともに認める負けず嫌い。鬼木監督には向上心をくすぐられ、「監督自身が一番負けず嫌い。やっていてもの凄く合う」と共鳴した。練習では鈴木も容赦なくミスを指摘され、緊張感ある日々を過ごした。「妥協を許さない監督なので。点を取った次の週も普通に怒られる。チーム全員を現状に満足させず、さらに上を目指すと。その辺が監督のさすがのところ」と食らい付き、チームを高みに押し上げた。

 鬼木監督も鈴木を称える。「彼の尊敬できることは、チームが勝つことを誰よりも強く願っている。ケガをしないで、ケガ、食事、睡眠とトレーニングをきちんと考えて行動しているから、プロとしてやってこられている」。全試合に出場して10得点5アシスト。試合後は17年のV逸を経験したDF植田、MF三竿と泣きながら熱い抱擁を交わした。

 鹿島に復帰する際、憧れの小笠原満男氏から継承した「背番号40」を背負い、渇望した初タイトルを手にした。「あの人は勝ってきた回数が全然違う。もっともっと勝たないと近付けない」。40番に導かれ、黄金時代が幕を開けようとしている。

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