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今季限りで退団の新潟・高木 6日のFC東京戦は敵将・松橋監督にプレーで恩返し

[ 2025年12月3日 05:00 ]

新潟でのラスト1試合を笑って終わろうと意気込む高木
Photo By スポニチ

 既にJ2降格と最下位が決まっている新潟はオフ明けの2日、新潟・聖籠町のアルビレッジで練習を再開した。次戦は最終節で、6日の敵地FC東京戦。今季限りで退団するMF高木善朗(32)は、昨季まで指揮官だった敵将・松橋力蔵監督(57)に感謝を示すためにも今季最終戦のピッチに立つ。

 ミニゲームなど約1時間のメニューを終えた高木は、FC東京戦で4試合連続の出場を熱望した。敵将は22年にJ2優勝、J1昇格を共に成し遂げた松橋監督。「メンバーに入って、今までの感謝を伝えたい」とプレーで恩返しするつもりだ。

 18年に東京Vから加入。当時は「守備がふわっとしていた」が、矢野貴章(J3栃木SC)や田中達也(現新潟U―18監督)らベテランの背中を見て泥くさくボールを追うようになった。「それがなければ試合に出られない、という基準があった。本当にヴェルディの頃とは大きく変われた」と感謝する。

 20年からはポゼッションにこだわる戦術になったチームで中心選手に成長。新潟の“キング”と呼ばれるようになった。「才能を出す場所を与えてもらった」と歴代の指揮官にも感謝する。

 11月28日に今季限りでの退団が発表された。同30日に行われた前節のホーム最終戦で行われた退団者セレモニー。発熱で長男は欠席したが、家族と場内を一周した。サッカーをしている次男に「プロを目指すならよく見なさい」と背番号33のユニホームやグッズを持つサポーターのありがたみを伝え、一緒に光景を目に焼き付けた。

 「新潟に笑顔でやってきたので、最後も笑顔で終わろう」とセレモニーでは終始笑顔を見せた。笑って終わるため、最終節に19試合ぶりの白星をつかむ。(西巻 賢介)

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