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新潟FWモラエス 残り2戦、夫人、サポーターに恩返し白星を!「ファイナル(決勝)と思ってやる」

[ 2025年11月20日 05:00 ]

寒い中でもキレのあるプレーを見せたモラエス
Photo By スポニチ

 4勝11分け21敗で最下位のJ1新潟はオフ明けの19日、新潟・聖籠町のアルビレッジで一般公開で練習を行った。2―5で敗れた前節の湘南戦で意地のミドルシュートを決めたFWマテウス・モラエス(25)は、チームのJ2降格が決まった後もモチベーションは高い。初めての新潟の冬にも順応しており、残り2試合も結果を求めて左足を振り続けていく。

 気温が10度を下回り、強い風も吹く練習場。モラエスは帽子に手袋、ネックウオーマーも着用して現れた。今夏加入し、初めて味わう本格的な新潟の寒さ。体をさすりながらプレーしていたが、徐々にエンジンがかかると、防寒具を外して本領を発揮し「人生で一番寒かった。最初は難しかったけれど、温まったら問題ない。慣れだね」と笑顔を見せた。

 体調不良で16、17日の練習は回避。ただ、状態に支障はない。復帰したこの日はむしろ「切れがあった」とうなずく。前半に途中投入された湘南戦では、最終盤にペナルティーエリア外からサイドネットに吸い込まれるコントロールショットを左足で決めており、その好調を持続している。

 不慣れな異国での生活で、チームも既にJ2降格が決定したが、モチベーションは高い。「自分のパフォーマンスに一番貢献しているのは彼女」というブルーナ夫人の存在が大きい。ビーチサッカーを楽しむなどサッカーに詳しい夫人は弁護士資格を持っており「褒めてくれるけど、厳しい批判もある。ミスした時はやばい」と笑う。もちろん、この日も寒い中で練習を見守ったサポーターも大事な存在。「凄いいちず。そういう姿勢のサポーターは、どこにでもいるわけじゃない」と感謝する。

 7月からの途中加入ながら「いい適応ができた」とチームにもJリーグにもなじんできた。「来年はキャンプからずっと一緒なので、一年で見た時にはチームに貢献するチャンスがどんどん上がる」と言い、来季を見据えて残り2試合も手を抜くつもりは全くない。

 加入後未勝利で今季を終えるわけにはいかない。「毎試合、同じ気持ちで臨んでいるが、ファイナル(決勝)と思ってやりたい」。次戦は30日、ホームでの柏戦。まずは17試合勝ちなし(4分け13敗)という屈辱的な記録を、その左足で止める。(西巻 賢介)

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