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東京VのFW山田が大ケガを乗り越えて間もなく復活 「このままオフに入るのと、出て終わるのは全然違う」

[ 2025年10月22日 16:13 ]

東京V・山田剛綺
Photo By スポニチ

 東京VのFW山田剛綺(25)が今季中の復活に意欲を見せた。昨季は24試合に出場、1得点だったが、前線でハードワークができるFWとして活躍し、J1残留に貢献した。

 今季も期待されたが、3月2日のG大阪戦(味スタ)で負傷、左膝複合靱帯(じんたい)損傷、半月板損傷、全治約8カ月と診断され、手術を受けてリハビリを続けていた。前週から全体練習に合流、紅白戦にも出場、ここまで予定より早いペースで来ている。

 「頭でわかっていても、体が動かない」と、戸惑う部分もあるが、「スピードや回数は、先週より今週の方が動けている」と、手応えもある。先週、チームは浦和と練習試合を行ったが、山田は出場機会はなかった。「次は自分の中でも練習試合だと思っている。何分出られるかわからないが、このままオフに入るのと、試合にちょっとでも出て終わるのは全然違う。公式戦に出られればいいが、練習試合でもいい」と意欲を見せた。

 選手生命にも影響しかねない大ケガだった。着地した瞬間に左膝を痛めたが、「ひざとはわからなくて、前十字はこんなんだ」と感じたという。血管が切れてしまい、足先まで血が流れず、つま先が冷たくなって寝られなかった。ひざの出血が止まるのを待って、手術を受けたのは3月26日。半月板や周囲の組織も修復する必要があった。不幸中の幸いだったのは、神経が傷んでいなかったことと、前十字靱帯が無事だったこと。長くつらいリハビリが続いたが、9月中旬に部分合流、そして今月から全体練習に合流した。

 京都橘では2年生の時に高校選手権に出場、関西学院大では3年生の21年と4年生の22年に関西学生リーグで連覇、山田は22年はMVPに選ばれた。ケガさえなければ、ここまで決定力不足に悩むことはなかったかもしれない。「紅白戦でも、控え組が本気でやれば課題が明確になる。それに控え組で出ていれば、スタメン組になる可能性もある。どんな練習でも負けたくないし、相手を気持ちよくプレーさせたくない」と、気合いが入る。

 城福浩監督(64)も「フル合流し、エキストラもほぼメニュー消化できる。ただ、離脱期間が7カ月と長いので、安易にゴーサインは出せない。辛抱強くいきたい。足下を固めながら、後戻りさせないようにしたい」慎重だが、復活を心待ちにする。ケガを乗り越えて復活する日は近い。試練を乗り越えた背番号13がピッチに帰ってくる日はまもなくだ。

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