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【W杯予選】イタリアが狙撃手配置の厳戒態勢でイスラエルを撃破 プレーオフ出場は確定

[ 2025年10月15日 11:07 ]

W杯欧州予選I組   イタリア3―0イスラエル ( 2025年10月14日    イタリア・ウディネ )

勝利を喜ぶイタリア代表の選手(AP)
Photo By AP

 イタリアが厳戒態勢の中でプレーオフ出場を確定させた。ホームにイスラエルを迎えた2026年W杯北中米大会欧州予選。開催地ウディネでは試合前に親パレスチナ団体による約1万人参加のデモが行われた。デモ隊はイスラエルの資格停止を求めて行進。「イスラエルにレッドカード(退場)を」というスローガンが書かれた大きな赤い横断幕を掲げた。一部参加者が警官隊に爆竹を投げるなどして混乱に発展し、警察官や報道関係者が負傷した。

 イスラエルの宿舎や試合会場の屋根には狙撃手が配置され、監視のヘリコプターが旋回する異例の警備。2万5000人収容の競技場は入場券販売が1万6000枚に制限されたが、購入は約9000枚にとどまったという。


 試合前のイスラエル国歌斉唱では一部からブーイングが起こり、観客数人がパレスチナの旗を持ってピッチに進入しようとして警備員に阻止された。しかし、イタリアが前半終了間際に先制点を挙げ、リードを広げた試合は進行を妨げる大きな問題もなく終了。パレスチナ自治区への攻撃を受けて欧州サッカー連盟(UEFA)では一時、イスラエルの資格停止処分が検討され、今回の試合も開催が危ぶまれる状況があっただけにイタリアのガットゥーゾ監督は「正直、簡単ではなかった。何日もの間、試合が行われない可能性もあるかもしれないと考えていた。素晴らしい仕事をしてくれた警察に感謝したい」と打ち明けた。

 8試合のうち6試合を終えて首位ノルウェーを勝ち点3差で追うイタリアはI組2位以内が確定。過去2大会続けてW杯出場を逃している中、最低でもプレーオフに駒を進めることが決まったが、得失点差で大きく劣ることから最終節(11月16日)の直接対決でノルウェーに勝っても1位での出場権獲得は難しい状況となっている。

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