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日本代表初選出の斉藤光毅 “南米キラー”に 得意のドリブルで「活躍して爪痕を残したい」

[ 2025年10月7日 04:34 ]

練習場に臨む斉藤光(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表は6日、千葉市内で国際親善試合2試合に向けた合宿をスタートした。今回唯一の初選出となったMF斉藤光毅(24)はイングランド2部を席巻する切れ味鋭いドリブラー。10日に対戦するパラグアイは昨夏のパリ五輪1次リーグで対戦し、2アシストを含む3得点に絡み5―0圧勝に導いた好相性の相手だ。南米の強豪相手にアピールし、来年のW杯北中米大会メンバー入りを狙う。

 英国から帰国した斉藤の目は、キラキラと輝いていた。待望のA代表初練習となったこの日は室内でフィットネスバイクなどで軽めの調整。それでも取材エリアに一番乗りでやって来ると初々しい笑顔で「本当にずっと選ばれたかった。活躍して爪痕を残したい。自分の良さを出せれば」と声を弾ませた。

 パラグアイ戦ではA代表デビューが期待される。U―23代表として臨んだ昨夏のパリ五輪でも対戦し2アシストで快勝に貢献。ラフプレーを浴びながらも持ち味の突破力でこじ開けた。今季もイングランド2部で屈強な相手にもまれ「ラフプレーには慣れているので、そこは勝つ気持ちでやりたい」と頼もしかった。

 小学生時代、ボールの表皮素材が剥げて原形がなくなるまで蹴り込んで磨いた鋭いドリブルが最大の武器だ。三笘不在の今回は左ウイングでの起用も想定される。「やることは変わらない。どんどん仕掛けたい」。以前は同学年のMF久保の活躍に「一方的に危機感を感じる」と漏らすほど刺激を受けてきた。ようやくA代表に名を連ね「スタートライン」と力を込めた。

 日本は過去のW杯で対南米勢にPK負けを含め通算1勝4敗と苦しんできた。14日には王国ブラジル戦も待つ。鋭いドリブルとラフプレーにも屈しない強度は絶好のアピールになるはず。来年のW杯北中米大会には「もちろん自分も目指したい」と斉藤。強豪との2戦で南米キラーの名をほしいままにする。(滝本 雄大)

 ◇斉藤 光毅(さいとう・こうき)2001年(平13)8月10日生まれ、東京都出身の24歳。横浜FCの下部組織に在籍した18年に16歳11カ月11日でJリーグ初出場。カズと35歳差2トップを組み話題に。21年1月にベルギー2部ロンメルに移籍。オランダ1部スパルタを経て、昨夏、イングランド2部QPRに期限付き移籍。今夏に完全移籍。パリ五輪では10番で8強入りに貢献。1メートル70、61キロ。利き足は右。

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