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最下位に低迷する新潟・橋本 左サイドを攻略してJ1残留への道を切り開く

[ 2025年9月20日 04:00 ]

左サイドからの攻略を図る新潟・橋本
Photo By スポニチ

 4勝8分け17敗で最下位に低迷するアルビレックス新潟は明治安田J1リーグ第30節のきょう20日、アウェーで横浜FCと対戦する。勝ち点差4でJ1残留を争う19位との直接対決でもあり、敵地でも勝利が求められる重要な一戦。古巣との対戦となるDF橋本健人(25)は聖籠町のアルビレッジでの最終調整を終え、左サイドを攻略してゴールを目指すことを誓った。

 勝たなければいけない。そんな試合を何度も落とし、現在の苦境にある。落とせばいよいよJ2降格へのカウントダウンが始まる。守備も攻撃も決定的な場面でのミスは許されない。求められるのは質の高いプレー。橋本は強い決意を示した。

 「自分にも試合を決められるチャンスが確実に来る。そこで普段の努力、(自分の)武器を発揮して、びびらないで前向きな選択をしたい」

 残り9試合というシーズン終盤で迎えた19位と20位の対戦。橋本は「勝てていないチーム同士の試合は、どちらにもチャンスが転がっている。その中でチャンスを仕留めきるか、逆に言えば防ぎきるか」を勝負の分かれ目に挙げる。ここ10試合は1分け9敗の惨状。攻撃面での好機を生かせず、直近3試合は全て1点差で3連敗だ。横浜FCは、シーズンダブルを許した町田や福岡などと同じく守備時に5バックにするシステム。不用意にボールを失えばカウンターを浴びるだけに、攻撃の精度がポイントとなる。

 昨季途中加入した左サイドバックは今季、キャンプからゴールに直結するパスの回数にこだわってきた。昨季に続き、今季も現在2アシスト。2桁が目標で納得のいく数字ではないからこそ、左足の精度を貪欲に磨いてきた。「得点につながる部分の質が求められている。フィードもクロスもクオリティーを出していきたい」と誓う。

 横浜FCのアカデミー出身で、プロになって23年に1年間プレーした古巣でもある。「新潟で成長したし、表現したい」。11試合ぶりの勝利のために細部にこだわりながら、気持ちを前面に出すことも忘れない。「10試合勝っていない現実はある。内面から変わるしかない。いろいろな感情をピッチで表現して、勝つという気持ちで相手を上回りたい」。J1に生き残るためにも、必ず勝つ。(西巻 賢介)

 ○…横浜FCとの運命の直接対決。敵地のゴール裏の約1700席が完売し、計2000人超のサポーターが訪れるとみられ、入江徹監督は「熱い応援に応えないといけない」と力を込める。見せ場も少なく0―1で敗れた前節の清水戦後から、チームの決まり事を改めて浸透させて修正を図ってきた。就任後、いまだに勝利はないが、指揮官は「とても大事な試合」と表情を引き締めた。

 ○…横浜FCは6勝6分け17敗で現在19位。18年以降の新潟との対戦成績は4勝1分け4敗と五分だ。パス数はリーグ18位、1試合平均のボール保持率は19位。ロングパスの比率が2位の15・7%と高く、シンプルにロングボールで攻めてくる。計36失点は前半が11で後半が25。先制された試合は13戦全敗で、先制点が鍵を握りそうだ。

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