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いよいよ残り10試合 最下位からJ1残留圏内を目指す新潟・藤原が清水戦で右サイドを駆け上がる

[ 2025年9月13日 04:00 ]

攻撃参加に意欲を見せる新潟・藤原
Photo By スポニチ

 4勝8分け16敗で最下位に沈む新潟は明治安田J1第29節のきょう13日、ホームに清水を迎えて10試合ぶりの勝利を目指す。右サイドバック(SB)の藤原奏哉(30)は、豊富な運動量を武器に相手の背後を突くだけでなく、自らもゴールへ向かって走り続けることで勝機を探るつもりだ。

 ここ数試合で届かなかった勝利までの“あと少し”を埋めるべく、不動の右SBの藤原が身を削る。「相手の体力、ディフェンスラインを少しずつ下げさせる」と強調し、最終ラインから敵陣への進入を繰り返し、ゴールをお膳立てする。

 「チャンスを仕留めること」が差となり、前節の浦和戦も勝ち点を奪えなかった。その要因は単純に決定力だけではない。藤原は「相手に戻る枚数を増やさせたり、戻らないとやられるというのを印象として与えたりしないといけない」と言う。積もり積もったダメージが守備ラインを下げさせ、波状攻撃につながり、得点の可能性を広げる。相手に与えるダメージの不足は、開幕当初から低迷する今季を通しての課題と認める。

 1対1を制し、相手にカバーをせざるを得ない状況をつくることは一つの手。もう一つが背後へのランニングだ。「ゴールには直結しないかもしれない」と言いながらも、献身的なオーバーラップがボディーブローのように効いて得点につながることを信じ、走り続ける覚悟だ。

 昨季の第36節の柏戦では残留を争った相手を押し込み、手前に空いたスペースで受けて終了間際に劇的な同点弾を決めた。「(攻撃の)形としては欲しい」と再現を狙う攻撃的SBは、主役にもなり得る活躍を誓った。(西巻 賢介)

 ○…清水は8勝9分け11敗で現在13位。8月の中断明けから3分け1敗と未勝利だ。「ポケット」と呼ばれるペナルティーエリア(PA)脇の進入回数はリーグ5位。特に左PA脇からのクロス数は1位と、左からの攻撃が得意だ。被タックル数は1位。個人技が高い選手がそろうが、逆にそこで奪うことができれば好機につながる。

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