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堂安律 初の海外移籍で味わった孤独と人種差別「僕の悪口を言っているのが分かる。やっぱりつらかった」

[ 2025年8月3日 11:42 ]

日本代表MF堂安律
Photo By スポニチ

 フライブルクの日本代表MF堂安律(27)が2日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。19歳で初の海外移籍となったオランダ1部フローニンゲン時代に味わった孤独や人種差別について語った。

 フローニンゲンでは開幕戦から先発出場。チームからの期待は大きかったが「うちのオトンとオカンも見に来て全然やった記憶がありますね。60分で代えられたんかな。ちょっと雲行き怪しいな。初戦で早々これか、みたいな」と開幕戦からアピールできなかった苦い思い出を明かした。

 その後も苦しい期間が続き「最初の半年はパスがこないですからね。差別しているつもりは彼らにはないんでしょうけど、パスなんてもちろん出てこないし、負けたら俺のせいにされるし。全く僕が関与していないのに」と振り返った。

 堂安は「本当に理不尽な世界なんで本当によく分からなかった。彼らはチームメート同士オランダ語をしゃべれる。オランダ語が分からなくても、僕の悪口を言っているのが分かるんですよ。僕に大金を払ったこともオランダ内でニュースになっていましたし、フローニンゲンは予算が多いクラブではない。そのクラブが3億円(の買い取りオプション)を払った」と高額の移籍金がプレッシャーとなり、同僚にも馴染めなかった過去を明かした。

 番組内で当時住んでいたフローニンゲンの部屋も訪問。現在の居住者が堂安が当時購入したソファやテーブルなどをそのまま使用しており「何も変わってない」とうれしそうな表情を見せた。

 堂安は当時の心境を「寂しかった」と振り返った。「めちゃくちゃ心配性なんです。うちの両親。弱みを見せたらそこにつけ入って帰っておいでって言ってくるから、電話しても“楽しいよ”って言うしかないじゃないですか。僕が決めた決断なのに。“寂しいわ。日本帰ろうかな”なんて言ったらかっこ悪すぎるし。最初の半年はプレーもうまくいかない、いわゆる人種差別にもぶつかる。食事も言語も違う。独りなわけですよ。やっぱりつらかったですね」と当時を振り返った。

 オフの前の日はソファで寝ていたことも告白。「ベッドに入ると凄い考えて寂しいってなっちゃうから。ここに来た時に一番辛かった時間を思い出す」と懐かしそうに振り返った。

 MCを務める今田耕司も強気なイメージの堂安とは真逆のコメントに「そんなイメージはなかったね」と驚いていた。

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