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新潟・藤原 J1残留のために残り14試合はフル回転

[ 2025年8月3日 04:30 ]

練習でフルメニューを消化した新潟・藤原
Photo By スポニチ

 4勝7分け13敗でリーグ最下位に沈むJ1新潟は2日、新潟・聖籠町のアルビレッジでオフ明けの練習を行い、ケガで戦列を離れていたMF藤原奏哉(29)がフルメニューを消化した。1対1の守備で抜群の強さを誇る右サイドバック(SB)は、リーグワーストの41失点を喫している守備で粘り強さを出すことに焦点を当てる意向。J1残留へ向け、残り14試合でのフル稼働も誓った。

 複数失点が続いてリーグ5連敗中のチームには、やはりこの男が必要だ。股関節を痛めて6月下旬から別メニュー調整を続けてきた藤原が、7月下旬に練習に完全合流。この日もゲーム形式の練習やハーフコートでフリーマンを1人入れた8対8で右SBを務め、チームに安心感を与えた。

 「失点をゼロにする、少なくする。僕が出ることで(守備を)改善できたらいい」

 11日のアウェーC大阪戦で復帰し、連敗脱出に貢献しようと燃えている。昨年4月から今年の6月まで、リーグ戦53試合連続出場を果たしていた鉄人。だが「疲労と感覚的によくなかった」と股関節に痛みが出た。終盤戦で万全を期すためにも約1カ月間は別メニュー調整。欠場した3試合でチームは8失点を喫し、リーグ戦の連敗は5まで伸びた。

 「失点の多さは自分自身としても、チーム全体としても課題」と責任感をにじませる藤原が久しぶりに試合を外から見て感じたのは「強度や、走るところ」の不足だ。「90分間、戦える状態をつくらないといけない」という入江徹監督の言葉を実現させるため、7月29、30日は午前、午後の2部練習に取り組むなど、猛暑の中でも粘り強く戦う意識を植え付けている。

 主力選手の退団もあったが、J1残留を果たすために7月には新たに7選手が加入。「シーズン始めくらいの入れ替わりが起きた状況」で藤原も個々の特長を把握し、連係を深めることが重要なのは分かっている。「時間がない。危機感を持ってやらないといけない」と強調し、残り14試合は勝負に徹することを最優先に考える。

 「(細かな連係を)合わせていくより、どう勝っていくかが一番大事。そこに対してのアプローチは、もっと取り組まないといけない」。背番号25はチームにも自分自身にも一切の妥協は許さず、勝利だけを追い求める。(西巻 賢介)

 ○…両膝を痛めて別メニュー調整を行っていたFW谷口も完全合流した。今春には右膝を負傷し、両膝とも古傷があることから「しっかり治療する」と約1カ月間はリハビリなどを行った。11日のC大阪戦に照準を合わせている昨季チーム得点王は「もう失うものはない。やるしかない。どんな形でも勝つことを求めてやっていきたい」と語り、ゴールで復活をアピールする。

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